『LA MER』オーケストラスコア 初版表紙 浮世絵木版画【特別額装ブラックウォールナット額】

165,000(税込)

ドビュッシーのオーケストラスコアの表紙にも使われた、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」モチーフの作品『LA MER』「浪裏」を木版画で表現しました。

特別額装のブラックウォールナットは、高級家具や楽器で使われている世界三大銘木のひとつです。

商品コード
000000000202
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『LA MER』オーケストラスコア 初版表紙 浮世絵木版画【特別額装ブラックウォールナット額】の商品詳細

『LA MER』オーケストラスコア 初版表紙【特別額装ブラックウォールナット額】

額縁にブラックウォールナットを使用した特別限定盤の『LA MER』「浪裏」木版画です。
世界三大銘木の内のひとつであるブラックウォールナットは寒い地域でしか育たないため、中身がぎゅうぎゅうに詰まり、細く繊細な木目が表れます。

堅く丈夫というだけでなく、油分を含むウォールナットは使い込むほど艶が出るため、古くから高級家具や楽器の材料としても親しまれてきました。

また、経年変化で色が明るくなっていく特徴を持っています。
ヨーロッパでは古くから人気が高く、その強度と美しさ、加工性の高さから様々な家具に用いられてきました。
当時作られた家具は、今でもアンティークとして世界中で愛されています。

『LA MER』と『富嶽三十六景・神奈川沖浪裏』

19世紀後半、日本の美術・工芸がヨーロッパの芸術家たちに様々な影響を及ぼしました。
フランスの作曲家であるドビュッシーもその一人です。 ドビュッシーは葛飾北斎の浮世絵木版画『冨嶽三十六景』シリーズ三役の一つ「神奈川沖浪裏」に影響を受け、1903年から1905年にかけて管楽楽曲『LA MER(海)』を作曲しました。

また、ドビュッシーのオーケストラスコア初版の表紙には「神奈川沖浪裏」の一部をトレースし、配色を本藍色・ペルシャンブルーから、エメラルドグリーン主体に変更した「浪裏」が描かれています。

その『LA MER』「浪裏」を日本画家であり浮世絵師でもある塩崎顕と、浮世絵木版画の彫り・摺りの技術を江戸時代から継承し続ける専門の職人により再現しました。北斎の筆感を生かしながら、オーケストラスコアの独特の色味を「浪裏」の迫力と臨場感に絶妙なまでに融合させています。

ドビュッシーのオーケストラスコア初版の表紙に使われた浪裏を、世界初の浮世絵木版画にて再現いたしました。

塩崎顕(Shiozaki-Ken)

塩崎顕

日本画家でもある浮世絵師。
主に平安~江戸時代の日本絵画に着目し、テーマの多様性や工芸的な技術の高さを再評価すると共に当時の様式やエッセンスを再構成し、現代の日本人の持つ美意識や感性に訴えかける平面絵画作品を制作する事で、アートの世界における「日本絵画」の存在と可能性を提示。

この商品の素材やサイズ

商品名『LA MER』オーケストラスコア 初版表紙 浮世絵木版画【特別額装ブラックウォールナット額】
サイズ(絵)縦32.0cm × 横24.0cm
サイズ(額)縦55.0cm × 横43.5cm
素材越前生漉法書、額:木製、表面:アクリル

版三の浮世絵木版画の特徴

版三が作る浮世絵木版画だけの特徴があります。
他とは違う、版元である浮世絵工房の木版画だからできる違いをご紹介します。

越前和紙 生漉奉書紙

越前和紙 生漉奉書紙

上質な楮(こうぞ)100%でつくられており、人間国宝・岩野市兵衛氏が長年の経験と卓越した職人技で一枚一枚手漉きした最高級の越前和紙。絵の具をスッと吸い込む柔らかさと発色の良さ、何百回もの刷りに耐えられる強さを兼ね備えています。

手彫り・手摺り木版画

手彫り・手摺り木版画

木版画の彫摺は江戸伝承の古法による純手彫り純手摺りで、木板の表面に僅か1mmという世界で線を浮かび上がらせ一色ごとに手摺りで和紙に色付けていく伝統的な印刷技法により仕上げられています。

技術者は文化財保護第八十三条によって認定された浮世絵木版画彫摺技術保存協会に所属。
彫師・摺師の木版画制作技術は国指定の文化財「重要民族文化財選定保存技術」に選定されています。

浮世絵専用の額装

浮世絵専用の額装

浮世絵の寸法は現代絵画と縦横比が異なるため、既成の額縁では最適なサイズを見つけるのが困難です。 より作品が美しく見えることを考慮し、版三がオーダーした高級感ある額縁に入れてお届けいたしますので、そのまま飾ってお楽しみいただけます。

当商品制作に携わった職人紹介

絵師

塩崎 顕

日本画家でもある浮世絵師。
主に平安~江戸時代の日本絵画に着目し、テーマの多様性や工芸的な技術の高さを再評価すると共に当時の様式やエッセンスを再構成し、現代の日本人の持つ美意識や感性に訴えかける平面絵画作品を制作する事で、アートの世界における「日本絵画」の存在と可能性を提示。

江戸木版画 彫師

菅 香世子

  • 文化庁・無形文化財選定保存技術認定職人
  • 経済産業省認定 江戸木版画 伝統工芸師

高校卒業後、東京都荒川区の匠育成支援事業の職人見習いに応募、江戸木版画の彫師として7年間の修行を経て独立。 現在、数少ない経産省認定の女性伝統工芸士として卓越した技で浮世絵木版画の文化継承に貢献している。

2003(平成15)年 江戸東京博物館「大江戸八百八町展」にて実演
2005(平成17)年 日本橋三越「名所江戸百景完成記念展」にて実演
2008(平成20)年 江戸東京博物館「北斎漫画展」にて実演

江戸木版画 摺師

鉄井 裕和

  • 文化庁・無形文化財選定保存技術認定職人
  • 経済産業省認定 江戸木版画 伝統工芸師

1975年 木版画摺師、鉄井孝之の次男として東京に生まれる。
会社員を経て鉄井木版画工房に入り摺師の道へ。

父に師事し修行を重ねながら各展覧会で摺りの実演を精力的に行い、2009年11月にロシアサンクトペテルブルグの露日友好会館で開催された文化催事においても 好評を博す。

和紙

九代 岩野 市兵衛(人間国宝)

1978年、九代岩野市兵衛を襲名。
2000年6月に国指定重要無形文化財(人間国宝)に認定。

木材パルプ等を使用しない、楮だけを使用した生漉き奉書一筋に専念。
越前和紙に伝承される古来の技法に作られた強靭かつ繊細な和紙は、版画紙として多くの美術作家、浮世絵木版画に提供されている。 先代 (八代) の市兵衛氏が漉いた紙は、あのパブロ・ピカソも版画用紙として愛用していた。

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