高校卒業後、東京都荒川区の匠育成支援事業の職人見習いに応募、江戸木版画の彫師として7年間の修行を経て独立。
現在、数少ない経産省認定の女性伝統工芸士として卓越した技で浮世絵木版画の文化継承に貢献している。
2003(平成15)年 江戸東京博物館「大江戸八百八町展」にて実演
2005(平成17)年 日本橋三越「名所江戸百景完成記念展」にて実演
2008(平成20)年 江戸東京博物館「北斎漫画展」にて実演
職人が作る人気コラボとの浮世絵木版画
49,500円(税込)
ドラえもん浮世絵シリーズ新作「富嶽三十六景 東海道品川御殿山の不二」
完売しました
2020年の新パスポートの図柄にも選ばれた北斎の富嶽三十六景、この四十六図柄のシリーズで唯一、桜を描いた名作で浮世絵の歴史の中でも花見風景として最も有名な作品です。
江戸時代、東海道に面した御殿山は、現在の品川北品川三丁目付近で、将軍家の品川御殿が置かれ、和州吉野から桜の木が植樹され、海と桜を一度に楽しめる名所として賑わいを見せていたようです。
北斎のこの元絵の作品は富士山と桜を見事な構図で描きながらも、登場する武士や町人など身分など分け隔てなく楽しむ人たちの姿が印象的です。
桜を眺めお花見を楽しむドラミちゃんとしずかちゃん、そして花より団子なのでしょうか、茶屋に小走りしているドラえもんたちの微笑ましい風景をお楽しみください。
江戸時代から浮世絵を専門とする「彫り」、「摺り」の技術を継承する職人たちによって、シンプルな中に品格と歴史を感じさせる作品に仕上がっております。
クリックすると拡大写真がご確認頂けます。
色味などはモニタ等によって少し異なる場合がございますのでご了承ください。
彫り、擦りに使われた版木(はんぎ)の一部。色別に版木を何枚も彫り、その版木の数だけ何度も擦り重ね、やっと一枚の浮世絵木版画作品が完成する。
江戸時代から伝承された彫師、摺師の非常に繊細で高度な技術により、一枚一枚、何とも言えない手づくりの風合いが醸し出される逸品です。
商品名 | ドラえもん 浮世絵「富嶽三十六景 東海道品川御殿山の不二」 |
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予約開始 | 2020年10月24日(土)お昼12時 |
販売価格 | 49,500円(税込・送料別) |
販売数 | 300部 |
発売元 | 株式会社 版三 |
額装サイズ | 縦41.0cm × 横52.5cm |
素材(額装部分) | 木材、アクリル |
和紙 | 人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書 |
版三が作る浮世絵木版画だけの特徴があります。
他とは違う、版元である浮世絵工房の木版画だからできる違いをご紹介します。
上質な楮(こうぞ)100%でつくられており、人間国宝・岩野市兵衛氏が長年の経験と卓越した職人技で一枚一枚手漉きした最高級の越前和紙。絵の具をスッと吸い込む柔らかさと発色の良さ、何百回もの刷りに耐えられる強さを兼ね備えています。
木版画の彫摺は江戸伝承の古法による純手彫り純手摺りで、木板の表面に僅か1mmという世界で線を浮かび上がらせ一色ごとに手摺りで和紙に色付けていく伝統的な印刷技法により仕上げられています。
技術者は文化財保護第八十三条によって認定された浮世絵木版画彫摺技術保存協会に所属。
彫師・摺師の木版画制作技術は国指定の文化財「重要民族文化財選定保存技術」に選定されています。
浮世絵の寸法は現代絵画と縦横比が異なるため、既成の額縁では最適なサイズを見つけるのが困難です。 より作品が美しく見えることを考慮し、版三がオーダーした高級感ある額縁に入れてお届けいたしますので、そのまま飾ってお楽しみいただけます。
高校卒業後、東京都荒川区の匠育成支援事業の職人見習いに応募、江戸木版画の彫師として7年間の修行を経て独立。
現在、数少ない経産省認定の女性伝統工芸士として卓越した技で浮世絵木版画の文化継承に貢献している。
2003(平成15)年 江戸東京博物館「大江戸八百八町展」にて実演
2005(平成17)年 日本橋三越「名所江戸百景完成記念展」にて実演
2008(平成20)年 江戸東京博物館「北斎漫画展」にて実演
1975年 木版画摺師、鉄井孝之の次男として東京に生まれる。
会社員を経て鉄井木版画工房に入り摺師の道へ。
父に師事し修行を重ねながら各展覧会で摺りの実演を精力的に行い、2009年11月にロシアサンクトペテルブルグの露日友好会館で開催された文化催事においても 好評を博す。
1978年、九代岩野市兵衛を襲名。
2000年6月に国指定重要無形文化財(人間国宝)に認定。
木材パルプ等を使用しない、楮だけを使用した生漉き奉書一筋に専念。
越前和紙に伝承される古来の技法に作られた強靭かつ繊細な和紙は、版画紙として多くの美術作家、浮世絵木版画に提供されている。
先代 (八代) の市兵衛氏が漉いた紙は、あのパブロ・ピカソも版画用紙として愛用していた。
1971年埼玉県朝霞市出身。
1991年代々木アニメーション学院 卒業
世界に誇る浮世絵の基礎となる彫・摺の技術を継承するために、再び世界的名声を得るために伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、今までに見た事の無いような作品制作を目指す浮世絵工房、株式会社版三 取締役。
深い洞察と、奥深い知見に裏打ちされた現代の浮世絵絵師として、本シリーズ含め全般のプロデュースを担当
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