浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 戸塚」

198,000(税込)

歌川広重「東海道五十三次之内 戸塚 元町別道」をモチーフにした漫画家・水木しげるの作品。 鬼太郎一行が怪しげな茶屋で宿をとる様子を描いた浮世絵木版画です。

本作品は、江戸時代から伝わる浮世絵木版画の技法を継承する彫師と摺師によって、1枚1枚すべて手作業で制作された浮世絵木版画です。

商品コード
000000000238
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浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 戸塚」の詳細

浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 戸塚」

浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 戸塚」を飾ったイメージ写真

漫画家・水木しげるが、歌川広重の「東海道五十三次之内 戸塚 元町別道」をモチーフに妖怪のいる風景を描いた浮世絵木版画です。

―ばけやの鞘当て―

旅の初日の宿は戸塚でとることにした。
期せずして『東海道中膝栗毛』の弥次さん、喜多さんと同じことになったが、鬼太郎とねずみ男のコンビもお神酒徳利の二人といえるだろう。

二人は茶屋「ばけや」に荷を解いたが、如何わしい名前だとは思わなかったのだろうか。掛けられている講札にも怪しげな名が並んでいるというのに。

ところが、目玉おやじは早速、茶屋女に何やら所望している。茶碗風呂を仕立てて旅の疲れをほぐしたいのだろう。
一方、ねずみ男は旅の女に流し目のようなサインをバチバチと送っているではないか。まったく欲望に弱い奴だ。

そこへ「ちょーっと、待った!!」と手の目の乱だ。好色者の搗ち合い。醜い争いにならねばよいが――。

浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 戸塚」と歌川広重「東海道五拾三次之内 戸塚 元町別道」との比較

妖怪道五十三次が浮世絵工房にも登場

現代の妖怪絵帥・水木しげるが描く、妖怪のいる旅の情景―。
歌川広重の東海道五十三次の世界を、妖怪たちが旅をする―。

そんな遊び心がテ―マとなっている『妖怪道五十三次』。
漫画家・水木しげるは妖怪に造詣が深く、絵巻物などに描かれた妖怪はもちろん、民間で語られていた姿なき妖怪には形を与えるなどして、何千にも及ぶ妖怪画を手がけてきた。

妖怪道五十三次も、それら妖怪画と同じように、長年の画業活動で培われた漫画の技法が駆使され、鬼太郎をはじめとする妖怪がいきいきと描かれている。

妖怪絵師・水木しげる

妖怪絵師・水木しげる

水木しげる(本名 武良茂)
1922年(大正11年)生まれ。鳥取県境港市で育つ。
幼少時から人一倍好奇心が強く、不思議なことに関心を示す。
1943年に21歳で徴兵、戦後は紙芝居作家から貸本漫画界に転身し、1965年に「テレビくん」で講談社児童まんが賞受賞。『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』などで一躍少年漫画誌の売れっ子作家に。
漫画家として活躍する傍ら卓越した表現力でたくさんの妖怪画を描き、世界中を旅する冒険家にして妖怪研究家でもある。

水木しげるの工夫

「講」とは、庶民が仏事や神事のためにつくった結社で、寺院の補修や本山への集団参詣を行った。
江戸時代になると、富士講、伊勢講など、行楽目的の団体旅行組織になる。

旅籠の軒先にかかる講札は、講仲間の特約旅館であることを表している。
水木は旅籠の看板を「ばけや」に変えるとともに、講札にも手を加えた。

「武良」は水木の本姓、「幸福観察学会」は水木が作ったものだが、会員は水木ただ一人という組織である。(※鬼太郎と行く妖怪道五十三次より)

妖怪うんちく【手の目】

鳥山石燕の「画図百鬼夜行」に掌に目がついた座頭の姿で描かれている。
石燕による説明はないが、「盲人を騙すと七代祟る」の言葉がある通り、殺された盲人の復讐の一念が手探りする掌に目を生んだのではないだろうか。

狙いをつけた者の手の細胞を眼力で変化させ、自分の思い通りに操る能力をもつ。
鬼太郎も手を支配され、瞳術で分身攻撃を受けて苦戦したが、砂かけ婆の助力で倒すことができた。(「手の目」)

歌川広重(Utagawa Hiroshige)

歌川広重

江戸時代後期に活躍した浮世絵師。火消家業を身内に譲り画業に専念し始めると、1833年(天保4年)頃には東海道の宿駅とその周辺の景色を詩情豊かに描いた55図の浮世絵シリーズ「東海道五十三次」(保永堂版)を刊行。名所絵と呼ばれるこれらの作品は当時の旅ブームに乗って大ヒット、広重は一躍人気絵師となり風景画家としての地位を確立します。
その後も「東海道」シリーズや「木曾海道六拾九次之内」、「冨士三十六景」など名所絵を数多く手掛け、その抒情詩的な作風はゴッホやモネなどの西洋の画家にも影響を与えました。また、風景画だけでなく花鳥画や戯画作品など他ジャンルでもその名は知られています。

東海道五十三次

東海道五十三次

1833-1834年(天保4-5年)頃に保永堂から版行された歌川広重の版画集。
江戸と京都を結ぶ東海道の53駅に、出発点となる日本橋と京都三条大橋を加えた55図からなる浮世絵木版画です。
街道に沿って置かれた宿場の景観や習俗などを描き、四季を織り交ぜた風景の美しさはもちろん、ユーモアあふれる人々の描写やベロ藍を用いた鮮やかな色使いで人々を魅了したこの名所絵シリーズは、街道が整備されたことで起こった旅ブームも手伝って空前の大ヒット、広重を一躍人気浮世絵師に押し上げました。

この商品の詳細と素材やサイズ

商品名浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 戸塚」
商品内容浮世絵木版画、専用額、水木しげる認定書
お届け順次発送
サイズ(絵)縦27.8cm × 横38.8cm
サイズ(額)縦43.8cm × 横54.8cm
素材(絵)越前奉書
素材(額)額:木製、表面:アクリル
技法江戸伝承手摺手彫木版画作品
著作物表記©水木プロ
発売元株式会社やのまん

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