浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 平塚」

198,000(税込)

歌川広重「東海道五十三次之内 平塚 縄手道」をモチーフにした漫画家・水木しげるの作品。 化け物たちに追いかけられる飛脚の命懸けの大逃走を描いた浮世絵木版画です。

本作品は、江戸時代から伝わる浮世絵木版画の技法を継承する彫師と摺師によって、1枚1枚すべて手作業で制作された浮世絵木版画です。

商品コード
000000000239
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浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 平塚」の詳細

浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 平塚」

浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 平塚」を飾ったイメージ写真

漫画家・水木しげるが、歌川広重の「東海道五十三次之内 平塚 縄手道」をモチーフに妖怪のいる風景を描いた浮世絵木版画です。

―飛脚の受難―

平塚宿から大磯への妖怪道は水田の間を縫うような縄手道が続く。
榜示杭にも記されているとおり、この辺りは化け物の多発出現地帯で、「化け物縄手」の異名さえある、旅人にとってはまことに物騒なとこだ。

日が暮れてからは、通行する者はほとんどいなくなるが、速さが売り物の飛脚商売とあっては、いつ出るかわからない化け物を恐れているわけにはいかない。 今宵も向こう見ずな若者が一目散に自慢の脚を飛ばしていたら、案の定、化け物たちがガシャガシャ、ぞろぞろと現れた。

がしゃどくろ、大百足、後神、卒塔婆小町が追いかけてくる。飛脚にとっては命を懸けての大逃走!
碑の文字が何やら意味深だ。逃げ切れることを祈ろう。

浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 平塚」と歌川広重「東海道五拾三次之内 平塚 縄手道」との比較

妖怪道五十三次が浮世絵工房にも登場

現代の妖怪絵帥・水木しげるが描く、妖怪のいる旅の情景―。
歌川広重の東海道五十三次の世界を、妖怪たちが旅をする―。

そんな遊び心がテ―マとなっている『妖怪道五十三次』。
漫画家・水木しげるは妖怪に造詣が深く、絵巻物などに描かれた妖怪はもちろん、民間で語られていた姿なき妖怪には形を与えるなどして、何千にも及ぶ妖怪画を手がけてきた。

妖怪道五十三次も、それら妖怪画と同じように、長年の画業活動で培われた漫画の技法が駆使され、鬼太郎をはじめとする妖怪がいきいきと描かれている。

妖怪絵師・水木しげる

妖怪絵師・水木しげる

水木しげる(本名 武良茂)
1922年(大正11年)生まれ。鳥取県境港市で育つ。
幼少時から人一倍好奇心が強く、不思議なことに関心を示す。
1943年に21歳で徴兵、戦後は紙芝居作家から貸本漫画界に転身し、1965年に「テレビくん」で講談社児童まんが賞受賞。『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』などで一躍少年漫画誌の売れっ子作家に。
漫画家として活躍する傍ら卓越した表現力でたくさんの妖怪画を描き、世界中を旅する冒険家にして妖怪研究家でもある。

水木しげるの工夫

化け物が一斉に飛脚に襲いかかっているのが「平塚」の場面。
迫力の画面は、「妖怪道]連作中でもひときわ目立つ。

当然、鑑賞者の視は、飛脚とその頭上の化け物に集中する。
それを意識してか、水木は石碑や道端の榜示杭の文字に一工夫を加えた。

そして、目立たないが、がしゃどくろの真下の橋のあたりの人間にマンガ的冷や汗を描き込み、慌てる様を表現した。
マンガ家・水木しげるらしいサービス精神の発揮といえよう。(※鬼太郎と行く妖怪道五十三次より)

妖怪うんちく【がしゃどくろ】

野垂れ死にした者たちの怨みと髑髏、骸骨が凝り集まって10メートルを越す大きさになった巨大な骸骨。
真夜中、ガシャガシャと骨が軋む音をたてて現れる。

大神神社(奈良県)の石の下にエネルギー源「呪いの壷」があるという。(「鬼太郎地獄編」)

歌川広重(Utagawa Hiroshige)

歌川広重

江戸時代後期に活躍した浮世絵師。火消家業を身内に譲り画業に専念し始めると、1833年(天保4年)頃には東海道の宿駅とその周辺の景色を詩情豊かに描いた55図の浮世絵シリーズ「東海道五十三次」(保永堂版)を刊行。名所絵と呼ばれるこれらの作品は当時の旅ブームに乗って大ヒット、広重は一躍人気絵師となり風景画家としての地位を確立します。
その後も「東海道」シリーズや「木曾海道六拾九次之内」、「冨士三十六景」など名所絵を数多く手掛け、その抒情詩的な作風はゴッホやモネなどの西洋の画家にも影響を与えました。また、風景画だけでなく花鳥画や戯画作品など他ジャンルでもその名は知られています。

東海道五十三次

東海道五十三次

1833-1834年(天保4-5年)頃に保永堂から版行された歌川広重の版画集。
江戸と京都を結ぶ東海道の53駅に、出発点となる日本橋と京都三条大橋を加えた55図からなる浮世絵木版画です。
街道に沿って置かれた宿場の景観や習俗などを描き、四季を織り交ぜた風景の美しさはもちろん、ユーモアあふれる人々の描写やベロ藍を用いた鮮やかな色使いで人々を魅了したこの名所絵シリーズは、街道が整備されたことで起こった旅ブームも手伝って空前の大ヒット、広重を一躍人気浮世絵師に押し上げました。

この商品の詳細と素材やサイズ

商品名浮世絵木版画「木版画 妖怪道五十三次 平塚」
商品内容浮世絵木版画、専用額、水木しげる認定書
お届け順次発送
サイズ(絵)縦27.8cm × 横38.8cm
サイズ(額)縦43.8cm × 横54.8cm
素材(絵)越前奉書
素材(額)額:木製、表面:アクリル
技法江戸伝承手摺手彫木版画作品
著作物表記©水木プロ
発売元株式会社やのまん

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