映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』より、鬼太郎の父と水木の友情を描いた作品です。
明治初期の浮世絵師・豊原国周の「楽屋二階影評判」をモチーフに制作。
顔を背けてはいても障子の影では一献交わしている二人の姿に相棒としての絆が垣間見える粋な構図となっています。
映画の舞台となる戦後、昭和31年の情緒が感じられるセピア調の色彩で表現。
画面の端々には物語を想像させる不気味な演出を施しています。
職人が作る人気コラボとの浮世絵木版画
33,000円(税込)
初版200部は約7分で完売となりました。 ご購入いただけなかった皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしております。
現在、額と和紙の確保を行っております。
準備が整い次第、当ページと公式Xにて再販売のご案内をさせていただきます。
(※再販売は11月28日~29日頃を予定しております)
映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」より、鬼太郎の父と水木の友情を描いた作品。 顔を背けてはいても障子の影では一献交わす二人の姿に絆が垣間見える粋な構図となっています。
本作品は和紙の繊維や色ムラなど当時の風合いをあえて緻密に再現しております。浮世絵独特の雰囲気をお楽しみください。
※シリアルNo. が入った証明書付でお送りいたします。
完売しました
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』より、鬼太郎の父と水木の友情を描いた作品です。
明治初期の浮世絵師・豊原国周の「楽屋二階影評判」をモチーフに制作。
顔を背けてはいても障子の影では一献交わしている二人の姿に相棒としての絆が垣間見える粋な構図となっています。
映画の舞台となる戦後、昭和31年の情緒が感じられるセピア調の色彩で表現。
画面の端々には物語を想像させる不気味な演出を施しています。
55年に渡って愛されてきた日本のカルチャーのひとつともいえる国民的アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」。
2023年、原作者である水木しげるの生誕100周年記念作品として映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が誕生しました。
“鬼太郎の誕生”の秘密、鬼太郎の父と水木の出会い、そして二人の父が立ち向かう運命を描いた長編アニメとなるこの映画をモチーフに描きました。
株式会社 版三で浮世絵のデザインを担当。
近年は鉄腕アトムのNFTアートコラボ、企業用浮世絵アイコンなど、浮世絵のテイストを活かしたアートの制作など幅広く活動。
浮世絵工房内の商品でも未来少年コナン浮世絵、ゴジラ ネオン浮世絵、藤子・F・不二雄 生誕90周年記念 ファブリックボードなどを手掛けています。
こちらの浮世絵はジークレーと呼ばれる技法が用いられた版画になります。
従来のリトグラフやシルクスクリーン版画以上の耐光保存性と色彩の表現に優れており、忠実な原画の再現が必要とされる有形文化財や希少価値の高い絵画の複製などで用いられています。
額縁は木製の木肌の見えるブラック色を選びました。
国産製で原木から形状を削り出し、オリジナルの凹凸のあるデザインで製作、塗装をして仕上げております。
マットは絵画を引き立てるように、絵画と額のバランスに合わせて2mm厚の高級感のあるものを使用しております。
「道連れの酌」にはエンボスのある墨色、「暁月之縁」には濃い茶色で絵画を更に引き立てます。
国産の100%バージンパルプを使用しており、特注のこだわりの中性糊を使い合紙した物を使用しております。
クリックすると拡大写真がご確認頂けます。
色味などはモニタ等によって少し異なる場合がございますのでご了承ください。
飾った写真ははめ込み合成のサンプルイメージ画像になります。
商品名 | ゲゲゲ浮世絵「道連れの酌」 |
---|---|
商品内容 | 浮世絵(ジークレー版画)、専用額、証明書(シリアルNo.入り) |
販売個数 | 初版:200部 ※お一人様、最大2個までのご購入とさせていただいております。 |
販売開始 | 11月21日(木)12時より販売開始 |
お届け | 11月末頃よりご注文順に順次発送いたします。 |
お支払い | 決済はクレジットカード決済のみとなります。 商品の性質上、キャンセル・商品の返品は出来かねますので、ご注意ください。 |
発送 | ご購入順に順次発送いたします。 |
サイズ(絵) | 縦29.0cm × 横20.4cm |
サイズ(額) | 縦41.0cm × 横32.2cm |
素材(絵) | 純手漉和紙(鳥の子紙) 岩野平三郎製紙所 |
素材(額) | 樹脂、アルミ、アクリル |
技法 | ジークレー版画 ※商品画像は監修中の画像のため、細かな仕様は変わることもございますのでご了承ください。 |
© | ©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会 |
版三が作る浮世絵版画だけの特徴があります。
他とは違う、版元である浮世絵工房の版画だからできる違いをご紹介します。
経済産業省伝統的工芸品認定、越前和紙漉元・岩野平三郎製紙所が制作。
日本古来の原料を使用し、伝統的な流し漉きで作られた越前和紙です。
中でも鳥の子紙は越前和紙を代表する和紙で、写経や短冊、屏風や襖紙等でも使われるほど固く光沢があるのが特徴です。
ジークレー(Giclee)はインクを吹き付けて着色するという意味のフランス語が語源。
高性能インクジェットプリンターを駆使した超高精細デジタル出力の代名詞的版画技法です。
従来のリトグラフやシルクスクリーン版画以上の耐光保存性と色彩の表現に優れており、忠実な原画の再現が必要とされる有形文化財や希少価値の高い絵画の複製などで用いられています。
浮世絵の寸法は現代絵画と縦横比が異なるため、既成の額縁では最適なサイズを見つけるのが困難です。 より作品が美しく見えることを考慮し、版三がオーダーした高級感ある額縁に入れてお届けいたしますので、そのまま飾ってお楽しみいただけます。
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SOLD OUT
担当浮世絵師のコメント
映画を繰り返し観るたび、時代を感じる武骨で粋な二人の独特の距離感や雰囲気が好きだと感じます。
腐れ縁のような、でも不思議と長年の友のような二人。
墓場で酒を酌み交わす姿は戦場で酒を酌み交わす武者のような空気感にも似ている気がしました。
同じく盃を交わす場面を主題に据えたこの作品では劇中とは趣の違う静けさの中、友に最後の残りの酒を淹れる鬼太郎の父と照れくさそうに酌を受ける水木の穏やかなひとときを描きました。
モチーフの「楽屋二階影評判」を描いた豊原国周は、重要な情報を影絵で表現することで観ている側の想像力を刺激する表現方法が魅力の素晴らしい絵師です。
鬼太郎の父と水木のハッキリとは云わなくとも目や所作で会話する昔ながらの日本人の“粋”な姿を描くとき、私が感銘を受けた豊原国周の素晴らしい表現方法がしっくりくるような思いがありました。