ドラえもん 小型・ミニ浮世絵木版画「七宝模様(額入)」

13,200(税込)

伝統文様の【七宝】をモチーフにドラえもんが描かれた小型の浮世絵木版画。どアップの顔と七宝柄の鼻が何とも愛らしい作品です。

商品コード
000000000035
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ドラえもん 小型・ミニ浮世絵「七宝模様(額入)」の詳細

ドラえもん 小型・ミニ浮世絵「七宝模様(額入)」」

伝統文様の【七宝】をモチーフにドラえもんが描かれた小型の浮世絵木版画。
どアップのドラえもんの顔と七宝柄の鼻が何とも愛らしい作品です。

【七宝】は別名輪違(わちがい)とも呼ばれ同じ円の円周1/4ずつを重ねて繋ぐ文様です。 どちらの方向にも限りなく繋がり伸びていく文様であることから、縁起が良いということで「四方」「十方」などと呼ばれていました。

古くから襖紙などの室内装飾に使われ、現在でもホテルの宴会場の装飾文様などで使用されています。

ドラえもん 小型・ミニ浮世絵「七宝模様(額入)」を飾ったイメージ写真

ドラえもん小型浮世絵=浮世絵札シリーズ

ドラえもんに登場するキャラクターやひみつ道具などのイメージに合う伝統文様が背景にデザインされた小型浮世絵です。
日本で古くより織物や陶磁器、室内装飾に使用され、襖紙や建具の組子の柄としても長く愛されてきた伝統文様。
近年でも壁紙やタイルなどのエレメントにも使用されるなど、日本を象徴する美しい和柄です。

小型浮世絵=浮世絵札=千社札は、大型サイズの浮世絵木版画とは異なり、庶民が個人で楽しむために小さな札サイズにして社交場で名刺代わりに使われたり、商店等の広告で使われたり、その時代を自由な発想で、江戸の“粋”“洒落”“はり”の精神を描いた、例えるなら現在のグラフィックデザインのようなもの。

木版画の彫りや摺りの技法が成熟するに伴い、構図・色彩など絵画的要素が多分に取り入れられ文字と絵画が融合した江戸の庶民版画としての独自性を形成していきました。
この交換札とも言われる習慣は今でも継承されています。

江戸時代から浮世絵木版画の技術を継承する職人(経済産業省・伝統工芸士)・彫師・摺師による作品。
和紙は国宝の岩野市兵衛氏の越前生漉奉書を使用しています。
小型ながらも江戸時代から愛されている本物の木版画の風合いを美しい伝統文様の柄とともにお楽しみください。

全て手作業で1枚1枚作られる江戸伝承・浮世絵木版画の制作工程

この浮世絵木版画は、江戸伝承の古法による純手彫り純手摺りであり、
技術者は文化財保護第八十三条によって認定された浮世絵木版画彫摺技術保存協会に所属しています。

江戸時代より師弟関係で紡いできた職人たちの「彫り」「摺り」の匠の技によって
人間国宝の岩野市兵衛が漉く最高級の和紙「越前生漉奉書」に
一枚一枚、すべてを手作業で制作する浮世絵木版画になります。

  • 01.下絵
  • 02.本絵
  • 03.彫り
  • 04.摺り
  • 05.額装

01下絵

下絵を描いているイメージ写真

版元(版三のプロデューサー)は浮世絵木版画の企画を立て、絵師と共に題材やキャラクター、構図を考えます。

絵師はこのイメージに基づいて、最初にラフ(下絵)を描き、版元と意見を交わしながら修正を繰り返して納得のいく下絵を完成させていきます。

下絵だけで何十枚、何十種類もの絵を描くこともあり、皆が納得いくまで修正を繰り返し下絵を完成させます。

02本絵

本絵を描いているイメージ写真

本絵では、絵師が下絵から全体の色の校正や要素の詳細、線の一本一本まで細部にわたって描き込みます。

最近はパソコンを使用して描くことも多く、下絵と同様に、版元と意見を交わしながら納得するまで何度も修正を繰り返します。

最終的に構図や色が確定したら、彫りや摺りの工程のために色の数や色の重なり方、線の太さなどを整え本絵と共に版下絵が完成します。
本絵でも、1本の線の書き直しや位置の調整、色の濃淡の違いなどの調整を幾度となく繰り返し完成させます。

03彫り

彫師による実際の彫り作業

多色刷りの浮世絵木版画の制作は本絵の色数ごとに木版を分けて制作しますので、絵柄の色数の数だけ木版を彫らなければなりません。
浮世絵は細かい線や模様が特徴であり、1ミリでも誤差があると全体の印象を大きく変えるため、彫りの作業には高い精度が求められます。

木版は主に桜の木が使われますが、木の質や硬さによって難しさも異なり、本絵に忠実に彫り進めるのはもちろん色に現れない背景の部分も含めて全て手作業で行います。 このように繊細に作られた版木は何千回も摺りを行うことが出来ません。そのため、浮世絵木版画はすべてが限定生産となっています。

04摺り

摺師による実際の摺り作業

人間国宝の作り出した和紙に、丁寧に一色一色を摺り重ねていく作業です。
各色の版木を正確に位置合わせして塗料を紙に摺り込むのですが、絵柄がずれないように見当(版木上に彫られた溝)に紙を置いて数十回も色を摺り重ねる作業であるため、職人の手の感覚、色の順番や重ね合わせの技術、スピードなどが非常に重要となります。

さらに馬連という道具で紙に摺る際にも、絵に1ミリのズレも生じさないように均一に圧力をかける熟練の技が必要となります。 また、色合いは実際に摺ってみないと分からないため、何十回も変更を行いながら理想の色に仕上げていきます。

05額装

浮世絵木版画の額装

浮世絵の寸法は現代絵画と異なるため、既成の額縁では最適なサイズを見つけるのが困難です。
作品が美しく見えるようにバランスを考えて、数十種類のフレームとマットの中から何パターンも組み合わせを行い最適なものを選び抜きます。

高級感があり、コストとのバランスも考えながら、絵に最適なフレームとマットを使用することで、一つの作品として完成させます。

実際の浮世絵作成の風景(神奈川沖浪裏Ver.)

実際に浮世絵工房の職人たちの、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の作成風景をご確認いただけます。
彫り、摺り、和紙の制作工程だけでなく職人たちのこだわりなどを語ったインタビューもご確認いただけます。

この商品の素材やサイズ

商品名ドラえもん 小型・ミニ浮世絵「七宝模様(額入)」
絵師渡邊 直仁
サイズ縦34.2cm × 横17.2cm × 奥3.5cm
素材浮世絵:和紙(越前生漉奉書)、専用額:アルミ、アクリル
©Fujiko-Pro

版三の浮世絵木版画の特徴

版三が作る浮世絵木版画だけの特徴があります。
他とは違う、版元である浮世絵工房の木版画だからできる違いをご紹介します。

越前和紙 生漉奉書紙

越前和紙 生漉奉書紙

上質な楮(こうぞ)100%でつくられており、人間国宝・岩野市兵衛氏が長年の経験と卓越した職人技で一枚一枚手漉きした最高級の越前和紙。絵の具をスッと吸い込む柔らかさと発色の良さ、何百回もの刷りに耐えられる強さを兼ね備えています。

手彫り・手摺り木版画

手彫り・手摺り木版画

木版画の彫摺は江戸伝承の古法による純手彫り純手摺りで、木板の表面に僅か1mmという世界で線を浮かび上がらせ一色ごとに手摺りで和紙に色付けていく伝統的な印刷技法により仕上げられています。

技術者は文化財保護第八十三条によって認定された浮世絵木版画彫摺技術保存協会に所属。
彫師・摺師の木版画制作技術は国指定の文化財「重要民族文化財選定保存技術」に選定されています。

浮世絵専用の額装

浮世絵専用の額装

浮世絵の寸法は現代絵画と縦横比が異なるため、既成の額縁では最適なサイズを見つけるのが困難です。 より作品が美しく見えることを考慮し、版三がオーダーした高級感ある額縁に入れてお届けいたしますので、そのまま飾ってお楽しみいただけます。

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